ヤス
石鎚ヒルクライム レースレポート 
2016年9月4日(日)第6回 石鎚山ヒルクライムに参戦してきました

☆コース概要☆

走行距離:18.4㎞
スタート〜ゴールまでの標高差:920m
平均勾配:6.0%

 
初めてのヒルクライムレースに参戦してきました。

5月くらいから基礎を固めつつトレーニングを始めました。実際のコースは、緩い登り坂が4.5㎞続いた後に平均勾配6%ちょっとが6㎞ほど続く第一区間と、3.5㎞ほど下った後に平均勾配7%弱を7㎞ほど登る第二区間の合計18㎞の合計タイムを競い合う、あまり類を見ないコースレイアウトなっています。

自分は、40代のロードバイクで出場しました。

トレーニング期間は、今までのレース経験を活かして1週間に250㎞300㎞の走行距離を目安に平地やヒルクライムなど目的や課題を立てて行いました。最初の2か月はほぼほぼ順調にトレーニングをこなしていましたが、後半の2か月は、トレーニングが継続的に出来なくなり、タイムを上げるどころか体力維持がやっと程度のトレーニングしかできませんでした。
どんなにトレーニングしててもしていなくても、大会当日はやってきます。
開催日の1週間前くらいに突如として現れた台風12号の影響で一時は開催自体も危ぶまれましたが、無事に開催へとこぎ着けれました。

当日は、早朝4:00にメンバーと合流して会場へと向かいました。朝は、腹持ちの良いパスタをちょっと早めの4時間前から食べ始めました。あとは、ちょこっと菓子パンを食べたりりバナナを食べたりと、体内へ糖質を蓄えます。
受付を済ませて、準備をして、ウォームアップをして、準備を整えます。無情にも雨は降り続いていました。

応援に来てくれた仲間と談笑したり、先に走るメンバやーや知り合いを応援して送り出したりしていたらあっという間に自分の番が来ました。40代はエントリー数が多すぎたので、2つのグループに分けての出走です。自分は、1つ目だったので先にスタート。2列目に陣取って、なるべく落車やスローライダーに足止めを食らわないように前方を選択。号砲とともに一斉にスタート。周りのスピードや戦略をうかがいながら、5番手くらいで巡航しました。ただ全体的に遅く、2.5㎞過ぎた地点くらいでしびれを切らせて先頭に出てしまいました… まあ、毎度のことですが。。。関門近くまでは自分が引く展開になりました。
関門過ぎてからは、とにかくやり過ぎて垂れないように足の疲れ具合を観ながらの登坂。要所要所でキツくなるところは、ダンシングなどをいれたり、なるべく直線的に走ったりして、走りに緩急を取りながら走っていました。淡々と踏んでいると、抜く人もいれば、抜かれる人もいて、抜かれるときには、自分より体力があるんだろうな思ったりして、走りながら焦ったりもしますが、無理をして追いつこうとすると、体力が持ちません。我慢です。。。

スタートして11㎞過ぎたら第一区間の終了です。ずっと雨でした。計測されない下り区間は、ゆっくりとトラブルの無いように走行します。下り区間のほぼ中間地点で補給地点があります。そこで、5分ほど休み、補給用にボトルに水を移したり、トイレに行ったりして整えました。タイミングのあったメンバーや仲間にもそこで会えて、簡単に各々の状態を報告しあいました。

止むことの知らない雨は、容赦なく降り続けていたので、身体が芯から冷えてしまう前に出発します。
第二区間の始まりは、勾配が10%ほどの直線が200~300m続く区間です。ここでは、惰性を利用してあまり力を使わずにグイグイとダンシングで登っていきます。第二区間に入ってからは、さらに雨が強くなり時折風の影響もありました。向かい風など影響を感じる状況では、前を走る人をうまく利用して風よけにさせてもらいます。さすが、第一区間よりも平均勾配がキツいだけあってへこたれそうな坂道が各所でやってきます。後半4.5㎞地点で両脚の四頭筋が攣りかけて無理ができない状態になってしまいました。梅丹本舗の2ランも飲んでたしミネラル不足以外の要素で攣ったようでした。残り1㎞くらいになると少しだけ下る区間があります。とにかく雨風が強かったのでコーナーでスリップや落車をしないよう、慎重にバイクコントロールしました。最後の約700mは、結構きつめの勾配。もうゴールは目と鼻の先なので出せるだけの力を出し切ります。大きなRedbullが提供しているゴールアーチが見えてきたら、さらにペースを上げてゴールへとめざしました。

サイクルコンピューターでタイムはチェックしていましたが、目標の1時間切りが達成できたかどうか、微妙な感触ではありました。安全に下山誘導員のガイドで下山してリザルトを待ちました。タイムは、1時間33秒で、残念ながらサブ1は達成ならず来年へと持ち越しとなりました。
エリートサイクルワークスレーシングチームのメンバーや普段一緒に走っているメンバーと刺激し合ってモチベーションを上げることもできましたし、励みにもなりました。仲間と支え合えてよかったです。ありがとうございました。応援して頂いた皆さん、励みになりましたどうもありがとうございました!